2010年11月28日日曜日

ほっと湯(you)!

久しぶりのブログ更新です。これからの寒い日を乗り切る、お風呂「生姜湯」をご紹介します。

『 生 姜 湯 』
料理は、もちろんジンジャーティーにしたりして身近に使われている生姜。漢方では生薬として用いられており、体の芯から温め、新陳代謝をよくしてくれます。

使い方は生姜をすりおろし、しぼり汁を浴槽に入れるだけです。簡単でしょう。
(肌の弱い方は少な目にしてくださいね)
じっくりとお湯につかって汗をかいたら、入浴後も湯ざめすることなく手足がポカポカするはずです。
発汗効果や血液の循環に効果があるので、この寒い季節の風邪の予防にぴったりだと思いますよ。また、体内の老廃物を排出させる美肌効果もあるそうです。

さあ、次回は何湯を試してみましょうか? お楽しみに…!

2010年11月22日月曜日

『ホッ!』とする場所

あなたの『ホッ!』とする場所はどこですか? どこで癒されてますか?

温泉好きという事もあるのですが、私はお風呂です。
あの湯船に入る瞬間!「あぁ~~~!」と思わず声に出た経験はありませんか?
一番大好きな瞬間かもしれません(*^。^*)

この時期、お肌の乾燥が気になるシーズンです。
そこでお肌とリラックスを兼ね備えた「お風呂」をご紹介いたします。

≪林檎湯≫
リンゴはその皮にビタミンCを多く含んでいるので、皮をむかず、そのままのリンゴの実を湯船にいくつか浮かべておくだけで、浴室いっぱいに広がるリンゴの香りと美肌効果が楽しめますよ。また、むいた皮を袋に入れて、湯船に浮かべても効果はあります。
乾燥した肌をしっとりさせ、かゆみを抑えると言われており、さわやかな香りによってリラックスが出来て安らかな眠りへと誘われるはずです。

2010年11月20日土曜日

寄り道Ⅱ

寄り道 パート2

みなさんは、お香を求める時はどこに行きますか?

アロマのお店、それともネットショッピングでしょうか? はたまた仏具店ですか?
私は後者の仏具店がほとんどで、好みの「かおり」かどうかを確認してます。

そのお香の中には、古くは平安時代から伝わり、『源氏物語』にもでてくる“六種の薫物”(むたくさのたきもの)という代表的なかおりがあるそうです。ちょっと紹介しますね。

【 六種の薫物 】 ← まずこの文字が読めなかった。

・梅 花(ばいか)名前の如く、梅に似せて調合されており、春の香りとされてます。
また、紫の上が身につけていたという華やかな香り

・荷 葉(かよう)清涼感のある蓮の香りで、夏の香りとされてます。
花散里の君が身につけていた香り

・侍 従(じじゅう)秋風をイメージさせる秋の香り

・落 葉(らくよう)枯葉のような少し木のかおりで、しみじみとした味わいを感じさせる。秋(冬)の香り

・黒 方(くろぼう)冬のかおりだったが、現在はオーソドックスな香りとして四季を通じて使用されている。

・菊 花(きっか)菊の香りに似せて調合されており、冷たい風が身にしみるようなイメージ。(秋)冬の香り

と、有りました。

寒い冬に向かう今は、菊花のような冷たい風が身にしみるようなイメージの香りだと、余計に寒くなりそうなので、出来たら暖かさをイメージできる香りがいいと思う私は、風情がないのでしょうね。

お店に行ったら、いろいろな香りをお楽しみましょう。そして、自分の香りを探して下さい。

2010年11月18日木曜日

かおり

お香は、さまざまな香料を微妙に配合することで生まれます。

では、元となる「かおり」とはどんな香でしょうか。ここから先は、みなさんの想像力にお任せいたします。

・白 檀(びゃくだん)  … 東洋調の甘い香り

・愛息香(あんそくこう) … バニラのような甘い香り

・竜 脳(りゅうのう)  … 墨のようなすがすがしい香り

・桂 皮(けいひ)    … シナモンと言った方が、わかり易いでしょう。香辛料として知られるスパイシーな香り

・丁 子(ちょうじ)   … こちらもグローブと言った方が、わかると思います。香辛料として知られるホットでスパイシーな香り

・麝 香(じゃこう)   … ムスク。媚薬として知られる官能的な香り


どうですか? あぁ~こんな香りか。と、想像できたでしょうか。

2010年11月17日水曜日

ちょっと寄り道

ちょっと寄り道。

お香を生活の中で楽しんで、ゆっくりとリラックスするのがいいのに、調べて行くと知らない事ばかりで、そこを掘り下げて行けば行くほど、話が固くなり、全然くつろげませんね。

あぁ~疲れた。

それに香り(カオリ)の話なのに、肝心の香りをお届け出来ないのが残念です。

このIT社会で、そう遠くない時期にクリックひとつで、香りも届けられるPCも発明されるかもしれませんね。出来たら私が生きている間にお願いしたいです(*^_^*)

それにしても、昔の人は凄いです。というか、だれが香の原料になるものを発見したんだろう。そう思いませんか?

草の根や木の皮、樹液中の油が固まったであろう樹脂などは、見つけ易いかもしれませんが、動物関係の竜涎香(りゅぜんこう)、麝香(じゃこう)、貝香などは、偶然に偶然が重なってじゃないと解らないですよ。

まして、竜涎香なんてマッコウ鯨の胃や腸にできる結石ですょ…。人間で言ったら体調不良の原因でもあり、いや病的に出来た物かもしれないのに、それがいい香りの元になってるなんて知りませんでした。

そう考えると、人の結石はどんな香りがするんだろうとバカの事を想像して楽しんでる今日この頃です。

原料となる物の補足








                   
今日は前々回に出てきたお香の原料の補足です。
日常では馴染みがない言葉や文字が多く、私自身が初めて目にする事ばかりだったから調べてみました(苦笑)

香  木 として>
・伽 羅(きゃら)    … ジンコウ属の樹木に様々な外的要因によって木質部に樹脂が凝結し樹木自体が枯れていく過程で熟成されてできる。

・沈 香(ぢんこう)   … 伽羅と同じジンコウ科の樹木に、樹脂が凝結したもの。
香気や油質の違いにより伽羅と区別されます。

・白 檀(びゃくだん)  … 木そのものが香気を有します。

・愛息香(あんそくこう) … アンソクコウノキ(エゴノキ科)の幹を傷つけ浸み出した樹脂。

・入 香(にゅうこう)  … ニュウコウジュ(カンラン科)の幹から浸出した樹脂。
書籍によっては、乳香とも書かれていました。

・竜 脳(りゅうのう)  … リュウノウジュ(フタバガキ科)の心材の空隙に結晶として析出したもの。


草根木皮 として>

・桂 皮(けいひ)    … シナニッケイ・セイロンニッケイ(クスノキ科)の樹皮を乾燥したもの。

・大茴香(だいういきょう)… ダイウイキョウ(シキミ科)の果実を乾燥したもの。

・丁 子(ちょうじ)   … チョウジノキ(フトモモ科)の花蕾を乾燥したもの。


動 物 性 として>

・竜涎香(りゅぜんこう) … 抹香鯨の胃や腸にできる結石。

・麝 香(じゃこう)   … ジャコウジカ(雄)の香嚢中の分泌物で、暗褐色の顆粒状 
で強い香気があります。

・貝 香(かいこう)   … 巻貝の蓋で、主に保香剤として用いてます。


以上、一部の紹介です。

自然が育む香の原料も日本国内で取れるものは少なく、海外のものが多いようです。
(これって、主な原産地も書き加えた方がよかったでしょうか?)

また実物を見たり、直接触れたり、かおる機会もない方が多いと思いますが、そういうチャンスが有りましたら、教えてください。情報お待ちしております。

2010年11月16日火曜日

お香の使い方、種類

<お香の使い方、種類>

香には香木、線香、練香、印香、塗香、抹香、焼香、匂い香など、形と製法により分類されているようです。

● 直接火をつけるタイプのお香
・焼香は香木や香料の粉末を刻み、混ぜ合わせ、焚くもの。
形状は棒状、コイル状、渦巻状の線香・粉末状の抹香に別けられ種類は多種にあります。
その中の線香も室内用と仏事用に分かれており、生活の中に一番取り入れられているのではないでしょうか。

● 間接的に熱を加えるタイプのお香
・香木を削ったり割ったりし、また練香、印香も炭火で温めて使用します。
(練香…粉末状に刻んだ香や香料を、蜂蜜や梅肉で練った香。)
(印香…香料の粉末を花形など、いろんな形に押し固めた香。)

● 常温で香るタイプのお香
・香料を刻んだもので、常温で香りが漂うお香です。代表的なものは、匂い袋 でしょう。

● 焚かずに体に塗るタイプのお香
・細かい粉末の香です。 塗香(ずこう)


最近はテレビCMで、よくお部屋やトイレ、玄関やタバコ用にペット用など様々な芳香剤がありますが、香りは古くから私たちの生活に密接な関係があったんですね。

2010年11月15日月曜日

『お香』の原料と効能

今回は、『お香』の原料と効能についてです。

『お香』の原料は大きく分けて、香木、草根木皮の香料、動物性の香料があります。

<原  料>
香  木 … 沈 香(ぢんこう)、伽 羅(きゃら)、白 檀(びゃくだん)愛息香(あんそくこう)、入 香(にゅうこう)、竜 脳(りゅうのう)等

草根木皮 … 桂 皮(けいひ)、大茴香(だいういきょう)、丁 子(ちょうじ) 等

動 物 性  … 竜涎香(りゅぜんこう)、麝 香(じゃこう)、貝 香(かいこう) 等


<効  能>
おもに香の香りをかぐことで、脳内にアルファ波や、エンドルフィンなどの心地よさをもたらす物質が分泌され、癒し効果があります。

また、原料によっては防虫・防腐効果。

そして薬用効果として芳香性健胃薬や皮膚病の薬、鎮静・鎮痛の効果などもあるようです。


調べていくとまだまだ奥が深く、初めて聞く言葉や目にする文字も多く、そのうちに個々にブログへ載せたいと思っています。

お香について!

アロマテラピーが世間で流行ってかなり経ちます。疲れている方が多く癒し系の代表でもありますね。アロマについては皆さんよく御存じなので、今回、和製アロマとも言うか、ジャパニーズアロマとでも言うか、『お香(kou)』について調べてみました。

『お香』は仏教との関係が深く、仏教の中で香を焚のは、不浄を払い心識を清浄にするとされてます。

その仏教の発祥地であるインドは『お香』の原料であるの香木の多くの産地であり、仏教の中だけ使用されるがけでなく、インドの酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は重要な役割を果たしていたらしいです。その中で誕生したのが『香』です。

現代だったら、冷蔵庫があり、輸送手段も冷凍・冷蔵・真空パックなど色々あるのですが、お釈迦様の時代、インドでは生活の中にしっかり生きていたんですね。

またヨーロッパでは香水として、アジアでは仏教と共に伝わり、日常生活では蚊取り線香などが一番身近なものでしょうか。(笑)

お香関連リンク集